オフィス移転の際には色んな費用が発生しますので、あらかじめコスト面について、よく検討することが必要です。オフィス移転のときには、全体的にどれぐらいの費用がかかるのか、相場状況もチェックしながら予算を決めていきましょう。現在のオフィスの現状回復の費用についても検討していく必要があります。現状回復工事の費用は、坪単価で言うと2万円から6万円ほどの値段になります。

それにプラスして、前払いの家賃1ヶ月分のかかります。経年劣化がひどくない場合や、それほど大がかりな原状回復をするような、良い状態であったら、その分に工事費用は安く済みます。新しいオフィス移転先の敷金や保証金にかかる費用の相場は、家賃の約6ヶ月から1年分の価格となります。一般的な賃貸物件と違って、オフィス移転時は敷金や保証金は高額になります。

一般的な住宅の賃貸物件であれば、敷金は月額賃料の2、3ヶ月程度になりますが、オフィスの物件であればそれ以上かかりますので、拠点をおくエリアの相場状況をチェックするようにしましょう。オフィス移転時の仲介手数料においては、家賃の半月から1ヶ月分の費用となります。火災保険料は、月額約1万円から2万円程度を準備しておくとよいでしょう。物件によって、このような初期費用は違います。

あとから「あれもこれもと、こんなに費用がかかるなんて知らなかった」ということがないように、事前に細かく確認することが大事です。